出ジャパン記

出ジャパン記

2025年までに完全に日本脱出することが目標

バラナシ~深夜の閉まってるイミグレを叩き起こしてみた~

2013年9月

 

ガンジス川で有名なバラナシにやってきた。

ジャイサルメールからデリー経由で、デリーに一泊したけど、その宿が$1でした。笑

この旅の宿代、最高値がニャチャンの$8、最安値がデリーの$1です。

 

バラナシの駅、駅舎が綺麗。

f:id:fu2mi3ka:20180515132539j:plain

 

駅前で待機しているリキシャーの客引きに捕まりにいき、値段交渉。

とりあえずガイドブックに乗ってたゲストハウスの様子を見ようと思ってそこに連れて行って欲しい、と言っているのに、自分がマージンもらえる宿にどうしても連れていきたい彼と押し問答になり、リキシャー代は$1でいいから、見るだけでいいから、と埒が明かないからもうめんどくせぇ~!!まあいいや、別にどうしても泊まりたい宿があったわけでもないし。と思い折れた。

 

でも全然いい宿で安かったし、オーナーも素敵で優しかったから良かったんだけど。

チェックイン時にロビーにいた他の旅人が友達だったっけ?というくらい驚くほど自然に話しかけてきて、仲良くなって一緒に観光することに!

 

ガンジス川まで歩いていき、よし!ボートに乗ろう!ということでボート乗り場へ。

f:id:fu2mi3ka:20180515132542j:plain

 

モーターボートだから、エンジンかけてくつろぐおじさん。

f:id:fu2mi3ka:20180515132545j:plain

 

憧れのガンガー!!

f:id:fu2mi3ka:20180515132547j:plain

 

みんなもテンション上がってる。

f:id:fu2mi3ka:20180515132549j:plain

f:id:fu2mi3ka:20180515132602j:plain

f:id:fu2mi3ka:20180515132558j:plain

 

ボートから見るバラナシの町並みはインドらしくて素敵。

f:id:fu2mi3ka:20180515132553j:plain

f:id:fu2mi3ka:20180515132556j:plain

 

ボートを降りた後は、ガンジス川の川辺に火葬場があって、街を歩いていると布に包まれて豪華に装飾された死体が次から次へと運ばれてくる。そしてそれを順番に焼いていく作業を熱いくらい近くで見てました。次から次へと死体が焼かれるのを間近で見るなんて、非現実的な情景だけど、そんなことも神聖なことに感じた。ガンジス川の川辺で焼かれて、遺灰をガンジス川に流してもらえるのは、富裕層だそうです。

 

有名なブルーラッシーでラッシー。

もちろん美味しかったけど、デリーの街中でおじさんが薄汚い小さな陶器に注いでくれるラッシーが、忘れられないくらいおいしくて、あれには勝らない。

f:id:fu2mi3ka:20180515132606j:plain

f:id:fu2mi3ka:20180515132608j:plain

 

ネパールへ行きたいんだけど、と宿で伝えると色々教えてくれて、翌朝のバスターミナルまでのタクシーを手配してくれた。

バスターミナルからバスにのり、ネパールのポカラまで約24時間の長い長いバスの旅へ。

インド人しかいない中、一人で乗ってると相変わらずみんなにジロジロ見られるし、なんか隣に座ってきた白い目をしたおじさんがずっと見てくるし怖かった。

でも、途中休憩を挟む時には、他の乗客とか運転手さんが、休憩だよ、なにか軽食買ってきな~と優しく教えてくれるから、インド人は結構面倒見いい。

ひたすら昼過ぎからバスに乗ってて、もう外は暗くなっててお腹もすいてきたから、路上で売ってるサモサを買って、バスに戻って食べた。

バスはローカルの人たちが乗ってるから国境まで行く人は全然いなくて、深夜になって最後のほうは運転手さん、もうひとり乗客、私の3人。

私は一番前の席で2人分のシートに横になって寝てたんだけど、もうひとりの乗客が私の後ろの席に移動してきて、なんか嫌だな、と思ってたら背もたれ越しに上から手が伸びてきて、身体に触れるか触れないかくらいの、明らかに不自然なくらいの距離にまで手を伸ばしてきてて、どうしよう・・・!?と考えてたら、運転手さんがチラチラこっちを見てすぐに「君、こっちの席に来なさい!!」と私を運転手さんの横の席に呼びつけ、移動させてくれた。有り難い救いの手!!くそみたいなインド人にも沢山出会ったけど、こういう素敵なインド人にも何人も出会った。

国境近くに着くと、深夜2時頃なのに、バスを降りるとリキシャーの運転手がすぐに声をかけてくる。真っ暗で周りは何も見えないし訳もわからないから当然乗せてもらい国境へ。

このリキシャーの運転手がやり手で、国境に着くと、完全にクローズしてるイミグレの扉を拳でドンドン叩いてひたすら何か中に呼びかけてて、いやいやこの時間にイミグレ閉まってたらもう無理でしょ、と思いながら見てたら、しばらくするとパジャマ姿のイミグレ職員が目をこすりながら出てきて、適当に出国スタンプ押してまた眠りに戻っていきました。

、、、最後の最後まで、ここはインドだ。笑