ジャイサルメール~砂漠の街でキャメルサファリ~
2013年9月
ジャイプルから鉄道に乗りゴールデンシティとも呼ばれる砂漠の街ジャイサルメールへ。
ジャイプルの駅でビルとはお別れ。
初めてのインドでの鉄道旅。真っ暗な中、駅で電車を待つ。周りはインド人だけでジロジロ見られるし怖い。でも列車はすぐ来たから自分の席へ。2段ベッドの上のベッドでベットにはカーテンが付いていた。その後乗った列車は3段ベッドでカーテンも付いてなかったから、この時乗ったのは少し上のクラスだったのかも。
列車はジャイサルメールに到着。駅を降りて歩いているとリキシャーがしつこく付いてきて、でも地図で見る限り街まではそんなに遠くないから、歩くからいいよ、と行っても街までは遠くて歩いては行けないよ、と言われる。断って歩いていった結果、全然歩いて行けました。でも、ジャイサルメールは砂漠の街で建物も道も街全体が砂色だから、道に迷ってゲストハウスまでの道のりが全然わからない。地図を見ながら歩いてたらもろに牛の糞踏むしwwでもなんかインドにいるとそういう衛生面の感覚麻痺してくるから、ビーサンだし足ごと丸洗いすればいいや、とそこまで気にならなかった。笑 地図見ながら歩いてたら店先で座って談笑してたインド人男性3人が迷ってるの?と話しかけてきてくれて、ここに行きたいんだけど、と言うとそのうちの一人がバイクで連れて行ってくれました。そのまま別にお金を要求されることもなく、ただの優しい素敵なインド人でした!
HOTEL TOKYO PALACEというところに泊まりました。宿の中のデザインとかも素敵で、屋上からの景色は最高だし、いい宿でした。
決め手はキャメルサファリツアーをやっているというところ!早速チェックイン時に翌日のキャメルサファリツアーに申し込みました。
その日はジャイサルメール城(上の写真の砂のお城のようなところ)にまず行き、一人でぶらぶらして、城から街に戻る途中でインド人と仲良くなり彼のバイクで色々なところに連れて行ってもらいました。
ハヴェリという貴族の邸宅。うーん美しい。
中も少し見せてもらいました。
夕日の綺麗な場所。お城があんな遠くに。
夕日をバックに男性がシタールを弾いています。
ガディサール湖
道中でチャイを奢ってくれて、チャイは日本でもよく飲むくらい大好きだけど、ここで飲んだチャイほど美味しいチャイに出会うことは二度と無いと思うほど、濃厚で美味しかった。
真っ暗な中、街から少し離れたバダ・バーグという墓場に連れて行ってくれました、
日本の墓地と同じようにお墓が沢山並んでいるけど、そのお墓のひとつひとつが大きなドーム状の建物のようで美しいので是非ググってみてください。
暗くて写真が取れなかったのが残念だけど、誰もいないものすごい静かな砂漠の中の墓場、神聖だったんだろうけど、今日出会ったばかりの人とこんなところに二人でいることに急に怖くなり始めて、急いで街に戻ってもらった・・・。笑
実際には街をバイクで見せて回ってくれて、本当にいい人だったんだけど。
ジャイサルメールは他の人のブログを読んでもいい出会いをしている人が多いように思うし、ジャイサルメールのインド人は旅人に対して優しい気がする。他の観光が盛んな都市であるような、ボッタクリ、強引な客引き、些細なことへの金銭の要求、そういったことが無くて気持ちがよかったな~
翌日はキャメルサファリツアー。
ツアー参加者の入待ちのラクダ達。
初めてのラクダにテンションがあがる!!
足がもふもふでかわいい~。口内は結構グロいです笑
砂漠というもの初めてで、砂漠の民が案内してくれます。
まずは水分補給をして、出発。
泊まる場所に到着し、ベッドを設置し始める。
砂漠の中にゲストハウスの完成。
砂漠の中でやることもないからラクダと記念撮影したり
フンコロガシを観察したり
みんなで写真撮ったり。ちなみにメンバーは私の他に日本人男性一人、後はドイツ人、アメリカ人、オランダ人。
夜の砂漠の静けさと星空は最高です。
朝起きたらみんなが、夜中野犬やばくなかった?私達のベッドのすぐそばで喧嘩してたよね?と話してたけど、全く気付かず爆睡してた。笑 どこでも熟睡できるのはこういう時便利。笑
そして朝食。
砂漠の民が用意してくれたんだけど、砂で皿を洗うという、、、まあ水分とか汚れとか全部取れるし理にかなってはいるかも、、、。衛生面的にはわからないけど、そんなことも気にならなくなる、インドマジック。
砂漠の旅はなかなかできない経験だったし、こんな世界があるのかと思うような景色に沢山出会えて、本当に楽しかったな。ジャイサルメールはもう一度行きたい!!と思う都市上位に入る素敵さでした。
列車に乗ってバラナシへ。3段ベッドの一番上でエアコン直下で激寒。
なんとかエアコンを塞ぎ、寝っ転がっていると、向かいのベッドの同じく3段目の欧米人男子に「君は小さくてベッドに収まるからいいね」と言われ、見てみるとたしかに欧米人にはベッドが小さくて収まってない。大変ですね、、、。