出ジャパン記

出ジャパン記

2025年までに完全に日本脱出することが目標

2020年上半期に見た洋画&海外ドラマ

備忘録としてもはや恒例化してる洋画&海外ドラマ感想シリーズ。

自粛生活のおかげで通常よりもNetflixと過ごす時間が多かったので、今年は年間100作品を目指そうかな、なんて思ったり。

自分が本当に好きと思える作品に出会える確率って結構低いものですね。

では、上半期に鑑賞した50作品中のおすすめランキングとそれぞれの感想を書いていきます。

*タイトルに☆がついている作品はおすすめ。(最大3つ)

*ドラマは1シリーズで1作品とみなすローカルルール

 

上半期観賞洋画、おすすめランキング

1位 1917 (25番)構成とカメラワークがすごい!もう映画館で一度見たい作品!

2位 戦火の馬(30番)描写が全て美しい!心洗われるスピルバーグワールド!

3位 パラサイト 半地下の家族(14番)構成が素晴らしい!よくできてる!

 

上半期観賞海外ドラマ、おすすめランキング

1位 ゲームオブスローンズ(39番)2周目に入るほど傑作!本当に面白い!

2位 Sex Education(1番)愛すべきキャラたちの青春!みんな違ってみんないい!

3位 ボクらを見る目(8番)これは知っておくべき事実!子役陣が素晴らしい!

 

1. Sex Education (セックスエドゥケーション) Season2 ☆☆☆

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セックスエドゥケーションは本当におすすめのドラマで、ただの高校生の甘酸っぱい青春ものではなく、自分らしくあることの大切さとか、大人も子供も悩んで生きてるかもしれないけどみんな違ってみんないいんだということを、金子みすゞ的なことを感じられるドラマです。

そして登場人物がみんなキュートで応援したくなるキャラクターで、ファッションも見ていて楽しい作品。

そんなお気に入りのドラマですが、待望のシーズン2が公開され、速攻で見てしまいました。

多様性が更に受け入れられるシーズンとなったり、その人とその人が付き合うの?!とか、主要キャラクターたちの個性が更に伸びて、より愛着が湧くシーズンでした。

オーティスかわいい、、、。

シーズン3が期待できる終わり方だったので楽しみですね。

 

2. YOU Season1

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素敵な本屋さんで働き、本に対して愛情深くて本当に好きなんだな~と好青年な印象の主人公ジョーがお客さんとして現れたベックに一目惚れし、クレジットカードの名前からSNSを調べ上げ、ストーカーしたあげく、自然な再会を演出して付き合おうとする、、、。

今時、名前一つでここまでプライバシーが調べ上げられてしまうという恐怖。

ジョーのサイコパスな一面と愛情深い一面が混在しているあたりも、人って怖いな、実は自分の周りにもこういうやばい人は普通に存在しているのかも、と思わせる。

途中から、いやいやそれは無理あるでしょ、ばれないほうがおかしいよ、とエスカレートしていくのが非現実的かな。

 

3. YOU Season 2

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くだらないと思いつつもシーズン2もすぐに見終えてしまった、、、。

"Hello there..."で再び始まる一目惚れ。一目惚れしやすすぎるでしょ!

Season 2は更にぶっ飛んでて、ジョーがやばすぎるのと、ありえなすぎて駄作感が増してるのですが、何故か一気見してしまいました、、、。

ジョーが魅力的だからかな。

 

4. CATS ☆☆

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- Directed by Tom Hooper

公開日に見てきた。

ミュージカル版が大好きだから、始まってすぐ音楽でテンションあがった~!

これ映画化する必要性があるのかは別として、映像がすごくきれいだし、行ったことがある人なら見覚えのあるロンドンの街並みにお馴染み猫たちが溶け込んでいて楽しい!

そもそも歌が全て好きだから心の中で一緒に歌いながらルンルンで見てました。

スキンブルシャンクスのシーンがミュージカル版でも好きだったけど、映画版でもやっぱり一番良かったな~

 

5. In the Heart of the Sea (白鯨との闘い) ☆☆

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- Directed by Ron Howard

捕鯨に人生をかけている男チェイス(クリヘム)の話。

クリヘム、キリアン、トムホ、その他船員たちの役作りがすごすぎて圧倒されちゃう。

昔見たインタビューでトムホが役作りのための食事制限が本当にきつかったって言ってたもんな~。

ストーリーも好きだけど、彼らの役作りを見るだけでも価値があると思う。

最後のクリヘムの判断には、いい意味で期待を裏切られたけど、人間のエゴだけを突き通すのではなく、自然との共存っていうのはいつの時代もお互いの生死に関わる問題だと思う。

もう一つは、ボルネオ島で自然のあまりの壮大さに圧倒され、もはや恐怖や畏怖の念をおぼえた経験がある私としては、白鯨との最後の対峙シーンでのクリヘムの心境は、それと同じようなものがあったのかな、とも思った。

1819年の航海もの、というだけでそのロマンにやられちゃいます。

 

6. Aladdin (アラジン) 

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- Directed by Guy Ritchie

ディズニーリゾートに行っても着ぐるみ(夢のない言い方)と写真を撮る趣味はあまりないのに、アラジンと遭遇すると毎回テンション上がって写真撮ってもらっちゃう私です。

ディズニーシーのアラビアンコーストも大好きすぎてあそこでは童心にかえってしまいます。

実写版ってどうなのよ?と思ってたけど、アグラバーの街並みとか砂漠とか、アラビアンな感じ本当に素敵だ。

アラビアンな衣装も素敵すぎていいなー!!旅に出たくなる。

ストーリー自体はお馴染みのディズニーアニメのシンプルな勧善懲悪ものですが、街並みや衣装、小物を見ているだけで楽しい。

 

7. Crazy Rich Asians (クレイジーリッチ) 

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- Directed by Jon M Chu

うーん、微妙。海外ではかなり話題沸騰してたみたいだけど何がそんなに?

自分がアジアンだから特に目新しい感がなかったからかな、、、。

ヘンリー・ゴールディングは好きよ。声が素敵。

 

8. When They See Us (ボクらを見る目) ☆☆☆

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- Directed by Ava DuVernay

NYのセントラルパークを舞台に実際に起こった事件にまつわる人種差別問題を題材としたもの。

重いけどこういうの大好きです。大好き、という言い方は語弊が生じるかもしれないけど、人種差別ものは結構みてしまいます。

こういう事実や人類の歴史の暗い部分にしっかりと目を向けて大衆にそれを伝える、今後の人類のあり方を変えていかなければいけないと思わせる作品こそが、ストーリーテラーとして、作品として素晴らしいものだと思いますね。

あってはならない出来事であることは誰の目にも明確でありながら、それでも人種差別は現代でもまだまだあるし、自分自身がされる側、する側に簡単になりえることもあって、、、だからこそこういう作品は必要だと思います。

絶望の中にも素敵な人との出会いもあり、それが見ている側としても唯一の救いだったりするし、自分もそういう人間でありたいと思う。

 

9. BlacKkKlansman(ブラッククランズマン)

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- Directed by Spike Lee

こちらも人種差別を題材にしていて、結構評判のよかった作品だけど、特に面白いとも興味深いとも思えなかったかな、、、。なんでだろう?コメディーテイストになってたからかな?

 

10. SUITS Season4

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今更ですが見終えてなかったSUITSの続き見てます。

 

11. Interstellar (インターステラー) ☆☆

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- Directed by Christopher Nolan

マシューマコノヒー、いいですよね。

アルマゲドン好きなら絶対これも好き。笑

長距離バスでの移動中に見てたのですが、娘の電話のシーンが感動すぎてバス内でめっちゃ泣いた。

ちょっと最後の方の次元の仕組みが文系には難しすぎたけど、美しい作品だと思います。

Carharttのジャケットかわいいな。

 

12. Marriage Story (マリッジストーリー)

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- Directed by Noah Baumbach

カイロレン(アダムドライバー)が出てるというだけで見た作品。

結婚って、愛って何なんでしょうかね、、、。

離婚の言い合い見てるの辛いし、子供がかわいそうすぎるよ、、、。

 

13. Night on Earth Behind the scenes (ナイトアース舞台裏)

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これは映画というかナイトアースの撮影班の舞台裏をひとつのドキュメンタリーにしたものなんだけど、ナイトアース本編よりこっちの方が好き。

自然系ドキュメンタリーって結構短くまとめられてるけど、そのワンショットワンショットを撮るために何か月、何年もの撮影班の努力が裏にはあるんだなーというところに驚かされる作品。

この舞台裏を見ることで彼らが視聴者に何を伝えたくて撮っているのか、というのがよくわかるし、こういう撮影班になりたいなと思ってしまうほどに自然や野生動物が美しい。

 

14. Parasite (パラサイト 半地下の家族) ☆☆

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- Directed by Bong Joon-Ho

カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し全世界で話題になっただけあり、面白かった!

コメディ要素もありながら、ストーリー構成もすごく面白くて入り込めたし、コメディっぽい感じでストーリーに入り込ませておいて、後半で怒涛のストーリー展開で一気に作風が変わる。えええええ!と映画館でまわりとの一体感があったな。笑

これはいろんな意味で面白かったな~。よくできてる。

 

15. CATS Musical Version

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映画版CATSをみてCATS熱が上がってきてしまって、ロンドン公演のミュージカル版を見てしまいました。

 

16. The Child in Time

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- Directed by Julian Farino

買い物中に娘を見失ってしまった(誘拐?)夫と、その妻との夫婦間の物語。

ずーーーーーーーーっと見たかったけど日本で見られる環境がなかったのを、スターチャンネルが我らがベネディクト・カンバーバッチ祭りをやった記念に無料公開してくれた恩恵にあずかり視聴。

ずーーーーーーーーっと待たされて期待値が上がりすぎてしまっていたのか、期待を上回ってはこなかった。笑

なんかなー、題材はすごく引き付けられたんだけど、全体の流れが退屈な印象。

でもこういうしっとりした流れが好きな人もいるんだろうな、と思う。

Benedictがプロデュースしてる作品、今のところ個人的ヒットはないのが、俳優としての彼が大好きゆえに残念!

 

17. Love is blind

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Netflixオリジナルのリアリティーショーで、見た目を知らない相手と会話だけで交流を深め、中身で人と結婚ができるか?!という実験ショー。

リアリティーショーなんて普段見ないのについつい一気見してしまった。笑

中身が好きなら見た目は関係ないのか?という問いだけど、そもそも参加者がそれなりに美男美女だから、いやいやそりゃ中身でお互い好きになってビジュアルこれなら文句ないでしょ!と思ってしまった。

 

18.  Jumanji Welcome to the Jungle(ジュマンジ

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- Directed by Jake Kasdan

ジュマンジといえば子供の頃に見た1995年バージョンの方の怖かったという朧気な記憶しかなくて、なかなか手を出せずにいたんだけど、現代版(?)は全然コミカルで面白かったな~

ストーリー自体はくだらないんだけど、ドウェイン・ジョンソンかっこいいし、なにも考えないで見られる作品だからたまにはこういうのも好き。

 

19. Dirty Dancing(ダーティーダンシング)

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- Directed by Emile Ardolino

世代的に知らないのかわからないけど、映画好きの友人からのおすすめで初めて知り見てみた作品。

アメリカでは大ヒットした作品らしく、昔の映画だから映像が古いけど、それでも楽しめたから名作なのかもしれない。

Netflixの僕らを作った映画たちというドキュメンタリーでDirty Dancingの制作の舞台裏を特集しているのでそれも合わせてみると面白い。

 

20. The Mercy (喜望峰の風にのせて)

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- Directed by James Marsh

ヨットでの単独無寄港世界一周航海レースに出場する男の話。

公開される時期にすごい見たい!と思ってたのにだいぶ時間が経ってしまった。

全然思ってた内容と違くてがっかり。完全に邦題のミスリード

苦難を乗り越えて成功する系かと思ってたら、主人公があまりにも精神的に弱すぎてなんだそれ、って感じだし家族に対しても無責任すぎる。

コリンファースっていい俳優だと思うんだけど、ブリジットジョーンズの日記、ラブアクチュアリー英国王のスピーチ裏切りのサーカス、モネゲーム、レイルウェイ運命の旅路、キングスマン喜望峰の風にのせて、1917と出演作は結構見てるはずなのに全然はまれないだよな~。キングスマンの時はちょっと素敵だなと思ったけど、、、なんでだろうか。笑

 

21. Feel Good

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同性愛者の女性の純愛を描いたドラマ。

主人公の性格がまっすぐでかわいい。

 

22. 天才の頭の中

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ビルゲイツがどのような人間なのか、というのを周囲の人間のインタビューや、彼が取り組んでいるプロジェクトの内容と絡めて紹介するドキュメンタリー。

ビルゲイツのことはもちろん、世界で問題になっていることを知ることができ、それに対して大企業や技術者がどのような挑戦をしているのか知れて面白い。

 

23. 友罪

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- Directed by 瀬々敬久

洋画ではないですが、面白そうだと思っていたので見てみた。

瑛太がいい味出してる。

 

24. Catch Me If You Can (キャッチミーイフユーキャン) ☆

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- Directed by Steven Spielberg

名作ですが今更。

スピルバーグ監督の人間模様の描き方が好きです。

表面的には主人公(デカプリオ)の痛快の逃亡劇を軽い雰囲気で見せながらも、その後ろには人間の孤独とか、自分を思ってくれる人の大切さとか”人間”というテーマがあるところが見終わった後にいい作品だな、と思わせる。

周りからの評価や世間的な地位とかは結局のところは虚しいもので、誰かから信用されることや愛されることが結局は大切だということに、主人公とそれを追う警察(トムハンクス)の関係性で気付かされる。

トムハンクス、やっぱりいい俳優ですね。

 

25. 1917 ☆☆☆

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- Directed by Sam Mendes

ここ最近見た中で一番よかった。

そもそも戦争ものは好きなのですが、この作品は他の戦争ものとは違い、誰がいいとか誰が悪いとかそういったことは描かれていなくて、ただただ第一次世界大戦の時代に自分に与えられた任務をひたむきに遂行しようとする若者の一部始終を描いただけの物語。

命をかけて伝令を伝える、現代の人間としては考えられないことだけど、それを全力で果たそうとする主人公に心打たれる。

途中で主人公が川で浮いているシーンが美しくて、状況にそぐわないほどに平和で、「もういいよ、充分頑張ったよ。」と言ってあげたくなる。

撮影のRoger Deakinsの天才的カメラワークと構成、長回しの連続で臨場感と緊張感溢れる映像でもう本当すごい!これこそ映画館で見るべき作品。

血の気が失せていくシーンとか長回しでどうやって撮っているのか不思議。

ストーリーもさることながら、撮影技術と俳優陣の技術にも驚かされるいい作品。

興奮冷めやらず観賞後に初めて映画のパンフレットを買ってしまった。

もう一度映画館で見たい。

 

26.  Ode to Joy (世界一不幸せな僕の初恋)

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- Directed by Jason Winer

マーティンフリーマンが主演ということで外せず、日本での公開後すぐに見た作品。

幸せなことがあると感情がたかぶり気絶してしまい、まともに恋愛ができない男性の恋愛を描いた物語。

マーティンは本当にお洒落な人で、普段はゴリゴリのブリティッシュファッションですが、この作中ではアメリカ人の設定なのですごいアメリカファッションをしていて、その珍しさと案外似合っている姿がよかった。

アンティークショップでふざけている姿が可愛い。

そして、よくもマンシングのポロシャツを各色取り揃えたな〜と変なところに感激。

 

27. 旦那様はドナー Season1

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中国語の勉強がてら、見た中国ドラマ。

中国ドラマって初めて見たけど、なかなか独特というか、アジアっぽい作風だな、、、という印象。アジアっぽい恋愛もの。

設定はくだらないし、内容もありえないけど、なんだかんだ面白くて見てしまった。笑

 

28. The Reader (愛を読む人) ☆

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- Directed by Stephen Daldry

この作品好きな方多いですよね。

前半は青年(ダフィット・クロス)と大人のお姉さん(ケイト・ウィンスレット)の恋愛という感じで何を見せられているのでしょうか?という感じだけど、途中で重くなってきたあたりからが面白い。

無知で頑固なケイト・ウィンスレットにイライラしてしまうけれど、青年の一途な思いに切なくなる。

ケイト・ウィンスレットタイタニックのローズのまま、私の中では時が止まってるから他の作品で見ると時が進んでて驚きますね。

特にこの作品だとすごく老けて見えるし、教育をまともに受けていな女性の演技がうますぎて、すごい。

ダフィット・クロスの純粋な感じもかわいい。

 

29. Call Me By Your Name (君の名前で僕を呼んで)

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- Directed by Luca Guadanino

ものすごい話題になった作品ですが、なぜでしょうか。

男性の同性愛ものが目新しいから?別にわざわざ題材にするまでもなく、恋愛なんて自由でいいじゃない、と思ってしまうから、北イタリアの美しさだけは良かったけど、ストーリーとしてはあまりに退屈に感じた。

フランス映画の退屈さと似てるな、という印象。

 

30. War Horse (戦火の馬) ☆☆☆

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- Directed by Steven Spielberg

公開はこっちの方が全然前だけど、1917の馬版。笑

同じく第一次世界大戦を舞台に、主人公が可愛がっていた馬が軍に取られてしまい、War Horseとして戦の中を潜り抜けていく中で、様々な人たちと馬の間に生まれる関係を描く物語。

最後の野戦病院のシーンが最高。

そしてラストの牧場のシーン、夕焼けが美しくて、影しか見えないのにそこに全てが詰まってる演出。戦争ものでありながらも残酷なシーンや死に関してはロングショットや間接的な表現で伝えているところ。スピルバーグ監督、最高です。

そして馬が名演技すぎる。ここでもダフィットクロスがかわいい。

 

31. 教場

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年明けの録画してあったのを見てなかったから見た。

警察学校なのにやべえ奴しかいなくてシュール。

 

32. Extraction (タイラーレイー命の奪還ー)

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- Directed by Sam Hargrave

クリヘム×ルッソ兄弟ということで観賞。Netflix作品ということでコロナウイルスによる外出自粛や海外では外出禁止もものともせず、むしろ全世界の在宅状況が追い風だったのか公開後一週間でNetflixの1ヶ月の視聴世帯数史上最高記録を塗り替えたそう。

ストーリー自体はなんでそうなるのよ、と思うけどアクションを楽しむものだという理解。

 

33. Green Book (グリーンブック)

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- Directed by Peter Farelly

これもずっと見よう見ようと思って見ていなかった作品。

最強のふたりを思い出させるストーリー。

主人公の学が無いながらも、思ったことはストレートに言う、助言は素直に聞く、真っ直ぐな愛すべき性格がかわいらしかった。

人種差別を意図的にしている人間に関してはただただ残念な人だな、と思いますが、最後のホテルのスタッフのような「私個人の思想では無いけれど、そういう決まりなのです。」と人種差別に疑問を持たず容認している人たちもまた恐ろしい。

決まりや周りの目は関係なく、間違っていることには間違っていると言える、主人公のような人間でありたい。

 

34. Contagion (コンテイジョン)

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- Directed by Steven Soderbergh

コロナウイルスの影響によって再び取り上げられた、パンデミックの脅威を描いた2011年の作品。

パンデミックの恐怖による大衆の反応、パンデミックの感染経路、世界的大流行など、まさにコロナウイルスの状況と重なっていて恐ろしい。

第一感染者の女性が取締役を務める会社のブルドーザーが木を倒し、そこからの連鎖が女性の感染に繋がる描写はまさにアイロニー。人間の活動が生態系に及ぼす影響や、人間のエゴによる動物たちの屠殺など、考えさせられます。

 

35. Too hot to handle

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Netflixオリジナルの恋愛リアリティーショー。Love is blindに引き続き、くだらないとわかりつつ、見てしまいました。

本当に何も考えずにくだらないものを見たい時におすすめ。笑

ちなみにデイビッドがいい奴だし筋肉が素晴らしくて推し。ハリーもかわいいけど。

 

36. A Simple Favor (シンプルフェイバー)

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- Directed by Poul Feig

これもずっと気になってた作品。

アナ・ケンドリックブレイク・ライブリーという組み合わせに惹かれた。

途中まではすごい面白い。最後は微妙。

しかしブレイク・ライブリーって美しい。声も好きだし、力強くて素敵な女性。

 

37. Half of It (ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから) ☆

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Netflixオリジナルドラマ。高校生の三角関係を新しい形で描いた作品。

主人公がアジア系というところが珍しい。

登場人物がみんな純朴な感じがかわいくて、舞台となる町の田舎らしい風景も素敵。

主人公エリーとアメフト部のポールの友情が素敵だな。

爽やかで繊細な作品。

 

38. Star Wars: The Rise of Skywalker (スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け)

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 - Directed by J.J.Abrams

あまり評判が良くなかったから映画館で見てなかったのをAmazonでレンタルしてようやく観賞。

どうしてもスターウォーズ続三部作は微妙に感じてしまう。新世代を受け入れるべきなんだろうけど、やっぱりヨーダとか往年のジェダイたち、ダースベイダーなどが出てこないのは寂しいし、レイを初めてとする新世代に思い入れがなくて、、、。

ハリーポッターが大好きすぎて、ファンタスティックビーストが受け入れられないのと同じ現象。

カイロレンは好きだけどね。

 

39. Game of Thrones Season 1 ☆☆☆

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ゲースロがあまりに傑作すぎて、しばらく時間空いたら恋しくなってきちゃって、2周目に入ってしまいました。最初は、全てを知った上で1話目だけ見よう、と軽い気持ちで見始めたのですが、気付いたらシーズン1全部見てました。いや、ゲースロは2周目からが面白い!!シーズン1でこの人もう出てたんだ!とか、だいぶ後のシーズンに向けての伏線張ってたりすごい。ジョフリーとサーセイは本当にクソだけど、サージョラーとティリオンがいつ見てもかっこいいんだ!すごくいい!

 

40. Jeffrey Epstain : Filthy Rich(ジェフリーエプスタイン:権力と背徳の億万長者)

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全米を震撼させた大富豪ジェフリーエプスタインのスキャンダルの裏側を描いたドキュメンタリー。

女性からすると不愉快で見ているのも辛い作品ではありますが、なかなか興味深い部分もある。富と権力でこれほどまでに自分の思い通りに周りを操作できてしまうなんて怖い。そして、彼の周りにいる人たちがトランプ大統領だったり、イギリス王室メンバーだったり、世の中恐ろしいものです。

 

41. The Mule(運び屋)

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- Directed by Clint Eastwood

クリントイーストウッド作品は間違いないですよね。

俳優としてのクリントイーストウッドも素晴らしいと思うし、ブラッドリークーパーもいい味出してます。

クリントイーストウッド作品って、内容よりも彼の作品であることが素敵、というか、あらすじよりも描写が好き、というか、村上春樹の小説みたいな感じです。笑

好きです。

 

42. Becoming(マイストーリー)

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- Directed by Nadia Hallgren

ミシェルオバマが自伝Becomingの出版ツアーをした際のドキュメンタリー。

オバマ夫妻は私はすごく好きで、ミシェルさんの活動にも賛同的ですし、力強い女性で素敵だなと思います。ただ、やはり自我が強いというか、これだけ成功してる人だからいいのですが、私すごいでしょ感だったり、私が私がという、アメリカ人といるとたまに感じる、うっ!この感じ苦手!という感触が節々にあり、彼女を好きなだけに見なければよかった感がありました。笑

 

43. Billionaire Boys Club(ビリオネアボーイズクラブ)

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- Directed by James Cox

Taron Egertonは好きですが、作品としては微妙かな、、、。

ストーリーが雑な印象だし、あり得ない展開すぎて後半はげんなりでした。

 

44. UPLOAD ☆

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アマゾンオリジナルですが、なかなか面白くて一気見。

生きている時のデータをアップロードし、死後の世界で永遠に生きられる、というSF作品。死後の世界は作中では老人ホームのようなもので、生前からどこの死後の世界に行くかを選べて、お金を出せば出すほど質の良い死後の世界に行ける。死後の世界にも貧富の差があり、課金製でより良い生活が遅れたり、コメディタッチだけど風刺的。死後の世界と生の世界での遠距離恋愛だったり、ハイテクノロジーな世界観もすごく面白い。

 

45. Cast Away(キャストアウェイ)☆

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- Directed by Robert Zemeckis
今更観賞シリーズ。

トムハンクス良いな〜かっこいいわけではないのに表情や声が素敵。

Fedex社員のトムハンクスが出張のフライト中に飛行機が墜落し、無人島に流れ着き、そこから脱出を試みる話。

トムハンクス側の話しか描かれていないから、捜索はどうなっているのか、恋人はどうしているのか、見ている側も主人公と同じようにすごく気になる。

人間、追い詰められたらこんなにサバイバルスキル高くなるものなのかな。

最後までFedex社員としての使命を捨てないところ、無人島で友達を作り彼を大切にしているところ、人間はやっぱり生きる目的や友達がいないと生きていけないものなんだと思う。

最後のシーンは視聴者に捉え方を委ねていて良い。

 

46. 杉原千畝 スギハラチウネ

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- Directed by Cellin Gluck

数年前に杉原千畝に関する本を読んだので映画も見てみたいと思っていたのでようやく観賞。

唐沢寿明さんは本当に好きな俳優なので、やはり良いなあ。いつの時代にも信念と目標がある人間は素敵だな、と思わされる作品。戦場に立つわけではないけど、諜報戦で闘う杉原千畝、でもその情報を国は正しく使わない、そして日本の敗戦の知らせが彼に届く。自分の諜報活動にも関わらず、大島浩は自分の忠告に従わず、多くの日本人が命を失ったことが悔しかったのでしょう。それでも地球の裏側で、国の意向に左右されることなく、多くのユダヤ人の命を救った彼の功績は素晴らしいと思います。ペシュとの友情もよかった。

監督のCellin Gluckですが、「タイタンズを忘れない」や「ローレライ」など戦争をテーマにした作品に携わっていることから、こういった第二次世界大戦の題材を扱っているのも納得です。また、20世紀少年にも海外ユニット演出で関わっていたことから唐沢さんとその時から親交があったのでしょうか。

 

47. Wreckers(ミスティックアイズ)

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- Directed by D.R.Hood

前半の主人公の弟が登場して、なんだなんだ?という感じは結構引き込まれたけど、後半になるにつれて何が伝えたいのかわからない、かつ人間関係ドロドロすぎて引いてしまう。

作品の雰囲気としては、しっとりしていて、精神的に問題のある知り合いが出てくるあたりとか、人間の脆さを描いているあたり、The Child in Timeにすごく似ているように感じた。

ベネディクトが珍しく地毛の髪色(たぶん)でかっこいいですね。

「ベネディクトが主役じゃなければ最後まで見れない」というレビューが結構多かったのですが、その通りでした。笑

ベネディクトが好きそうな役と作品だな、という印象。

 

48. Sherlock Homes(シャーロックホームズ)

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- Directed by Guy Ritchie

シャーロックホームズ系はSHERLOCKから入ったので、現代版じゃないシャーロックホームズは初。ロバートダウニーJr.は好みではないけど、ベネディクトのシャーロックとは違いワイルドさがあってこれもいいかも。ジュードロウのワトソンは原作から想像するのとちょっとイメージ違うかも。どうだろう、でも原作と比べるとマーティンよりはジュードロウの方がワトソンっぽいのか。そういう意味ではマーティンは現代版シャーロックホームズだったからこそマーティンのキャラも生きて良かったのかも。マークストロングのヴィランもいいですね。ヴィランでも誠実系でもぴったりくるから本当いい俳優。作中の音楽がいい!SHERLOCKの音楽も本当好きなんだけど、シャーロックホームズの方も似た雰囲気で、でもちょっと昔風で作品に合ってる。

 

49. Pixels(ピクセル

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- Directed by Chris Columbus

ゲームオブスローンズでティリオンが好きすぎて、ピーター・ディンクレイジのファンになってしまったため、彼の出演作品を辿りピクセル観賞。あんまりかっこいいキャラではなかったけど、やっぱり好きだな〜。表情と声がツボ。

こういうコメディ映画って意外と嫌いじゃなくて、くだらなくて笑えて面白い。ショーンビーンが途中でイギリス軍将校役で出てきて、ネッドスターク!!とゲースロファンとしてはネッドとティリオンの登場に興奮してしまいました。

 

50. Begin Again (はじまりのうた)

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- Directed by John Carney

キーラナイトレイが好きなので観賞。歌声やファッションも可愛くてキーラ好きにはいい。マークラファロって正統派イケメンってわけでもなく声も独特だし個性派ですよね。個人的にはおちゃめなキャラクターというところも含めて、大泉洋の洋風版というイメージ。笑 

マルーン5のアダムがアダムすぎて、作中の歌がマルーン5すぎた。笑

ストーリーはスローな感じであまり好みではなかったというか、John Carneyっぽい、ダブリンの街角で、と同じ感じ。ことごとく私はMusic personではないな、と実感。音楽好きな方にはいいかもしれません。