出ジャパン記

2025年までに完全に日本脱出することが目標!一人旅、海外生活、洋画など、、、

カンチャナブリ~戦場に架ける橋~

過去の旅行を文字に起こすことを優先にしてるけど、せっかくバンコクに住んでるから、たまにはバンコク生活について書こう。

 

映画「戦場に架ける橋」でも有名なクウェー川鉄橋に行ってきました。
5年前にタイに来た時に行きたかったけど行けず、ようやく。
今回、時間が足りなくて3ヶ所しか行けなかったから、JEATH博物館や他のカンチャナブリの要所を見に、近い内にまた行きます。
 

行く前に、有名なクウェー川鉄橋に関わる映画を2本見ていきました。

 

「戦場に架ける橋 / The Bridge on The River Kwai」

監督:David Lean

 

古い映画だから当然だけど、景色が美しいだけに映像が悪くて残念。あと、別にいいんだけど、イギリス人監督だからか内容が英国軍寄りすぎる。日本軍が野蛮で無能で、英国軍がいかに誇り高く素晴らしかったか、ということばかりが主張されすぎてて結局作品として何が言いたくて何を伝えたかったのか、楽しみにしていたから余計にブレてる気がした。。でもやっぱりクウェー川鉄橋といえばこの映画。

この監督、スピルバーグ監督がこの人の作品からすごく影響を受けた、と言っていて、作品を作る前に見直す映画の一つが戦場に架ける橋だそう。

 

「レイルウェイ 運命の旅路 / Railway Man」

監督:Jonathan Teplitzky

 

こちらは当時の話だけじゃなくて主に戦後の話。元イギリス軍人が抱える戦後のPTSD、それを克服する、けじめをつけるために当時の日本軍人に会いにカンチャナブリへ行く。戦争を終えた後の両者の感情とか、もっと深い部分に触れていると思うし、戦場に架ける橋よりも好き。コリンファースと真田広之の日英の名優の共演も素晴らしかった。事実に基づいた話で、戦時中は対立関係にあり激しい憎悪すら生まれていたにも関わらず、戦後その二人の関係性がどのように変化していくのか、当事者にしかわからない理解の範囲を超えてる。精神的な部分に与える影響においての、戦争の恐ろしさを感じる。


<クウェー川鉄橋>

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戦場に架ける橋で出てきたあの橋!
旧日本軍がタイとミャンマーを繋ぐために作った泰緬鉄道、別名:死の鉄道。
映画を見てきたので感慨深い気持ちになった。
橋を歩いていると前から来たアメリカ人が「でもこれは日本が提供している情報だから信用できないよ」と話していて、その前になんの話をしていたかわからないけど、日本人としてここに訪れるのは肩身が狭いです。
だからこそ、JEATH博物館にもどうしても行きたかったけど、時間が足りず、、、。早くもう一度行こう。

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<アルヒル桟道橋>

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クウェー・ノイ川、そして日本軍が橋の敷設のために爆破した岩壁が線路の両脇に見える。自然豊かな中を列車が走る姿が美しいです。

電車が駅に入ってくる様子。

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ヘルファイア・パス>

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当時の敷設作業の過酷さを残してある博物館と実際に切り崩された岩壁へのトレイル、となっている。
博物館は残念ながら工事中で閉鎖していたからまた来なくては。
博物館が見れなかったから、トレイルを歩いて岩壁へ。

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ここは「レイルウェイ 運命の旅路」で主人公(コリン・ファース)と旧日本軍の通訳をしていた永瀬さん(真田広之)が再開する映画のラストシーンの場所。

慰霊に来た方達が残したイギリスやオーストラリアの国旗、連合軍人の写真、花などがあり、重い気持ちになる。

連合軍捕虜としてここで鉄道の敷設に従事していたオーストラリア人が、戦後タイに旅行にやってきて、ジャングルの中から見つけ出したヘルファイア・パス。これを見つけた時はどんな思いだったんだろう。

映画の主人公がここにやってきた時も同じように、数十年後に過去の悲惨な記憶の場所へ戻ってきて何を思ったのか、気になるな。
トレイルは美しくて、「戦場に架ける橋」に出てきたジャングルを彷彿させる。

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今年中に今度は1泊で行ってこよう。見どころが多すぎる。

かつてここで過酷な労働により何万という連合軍捕虜やアジア人労務者が亡くなったという犠牲の上に出来上がったとは思えないほどに自然豊かで平和な雰囲気のカンチャナブリ。日本人としてここで起きたことの歴史を知っておくことは大切だし、でも同時に自然も楽しみながら旅ができるところです。
カンチャナブリに行くなら、事前に映画を見ていくと、ただただ景色が美しいということだけでなく、泰緬鉄道の背景にどんなことがあったのか、当時の情景を思い浮かべながら見ることができると思います。

 

VELTRA