最近見たおすすめ海外ドラマ(Sick NoteとFargo)
なかなか忙しくてブログ更新は更新できないくせに、海外ドラマと映画を見る時間はなぜかあります。
最近みて面白かった海外ドラマふたつ書いておきます!
Sick Note ~診断書で人生復活?!~
監督:Matt Lipsey
ハリポタのロン役、ルパート・グリントが主演のNet flixオリジナルドラマです。
ルパートと並んで準主役にニック・フロスト。
コメディ俳優ニック・フロストと共演するのを見て、そうだよな~ロンの時からその感じ出てたけど、ルパートってコメディやったらかなりおもしろいな~と実感。
そして寝顔の可愛さは健在でした。
内容は馬鹿くだらなくて面白いです。
ルパート演じる主人公ダニエルが、ニック・フロスト演じるヤブ医者グレニスに癌と診断され、周りにも癌を公表すると周りの人たちの対応が優しくなって、クビになりそうだった仕事も、別れそうだった恋人との関係も、親との関係も、全てがうまく行き始める。しかし、それが誤診だったという事実がわかったけれど、もはや言い出せない状況になってしまい、実は癌ではないことを隠し通すために奔走するドタバタ劇。
見る前は不謹慎な内容だなと思ったけど、見始めたらそこが気にならないほどくだらなくて、笑えました。
シリーズ2には主人公の会社の社長の娘役でリンジー・ローハンが出てきます。
Fargo シーズン1
コーエン兄弟が映画ファーゴから新たに脚本を書いたドラマ版ファーゴ。
マーティン・フリーマン演じる冴えない保険屋レスター・ナイガードとビリー・ボブ・ソーントン演じる殺し屋ローン・マルヴォの二人が出会うことからレスターの人生が大きく変わっていく物語。
序盤では奥さんの尻に敷かれて冴えないマーティンがかわいいのですが、途中からキャラ変を遂げ、敏腕保険セールスマンになったマーティンはものすごいかっこよくて、マーティン好きには一度で二度おいしい的な作品です。 人間って髪型と服装変えるだけで全然イメージ変わりますよね。そこに自信が付くと全く別人。その変貌ぶりを見事に演じていて素晴らしい。ただ、何度も言うけどマーティンにはイギリス英語で話していてほしい!!ミネソタアクセントなマーティンは嫌だ。
そしてビリー・ボブ・ソーントン、誰だこの良い俳優は!と思って調べてみたら、アルマゲドンのあの人や、ラブ・アクチュアリーのあの人や、アメリカンリポーター(WTF)のあの人、と知らぬうちに見たことある人でした。WTFの時からこのかっこいいおじさん誰だろう?と薄々思ってたのですがこの人だったんですね。ファーゴをみて完全に好きになりました。
サイコパス感がすごいんです。どうしたらこんなサイコ感が出せるのか。笑顔はすごく素敵なのに、人を殺す時のなんとも言えない、無の表情。ただ無表情なだけじゃなくてむしろ悲しそうな顔にも見える、なんとも言えずサイコです。レスターが自分の奥さんを殺してしまい、マルヴォに助けてくれと電話をするのですが、その音声を録音して一人で部屋に籠もって何回も聞いてたり、人と人を争わせてそれを見たり、自分が誰かを殺すよりは人が争い合う、殺し合うのを見て楽しんでいる感じが怖い。でもそれを見ている表情もまた無表情ながらちょっと悲しそうな表情なんですよね。この人の思考が興味深い。なぜかサイコパスキャラ好きなんです。自分がちょいコパスだからかもしれません。
ビリー・ボブ・ソーントンは声もよくて、この役ではそうでもないですがものすごくセクシーな人で、歌ってる姿も好きです。元妻アンジェリーナ・ジョリーに送る歌。
ザ・イケメンというわけでもないですが、色気がすごいので、6回結婚しているというのも納得です。
そしてトム・ハンクスの息子、コリン・ハンクスが出てくるのですが、なんかもうそっくりですね。トム・ハンクスの若い頃ですよ、って見せられたら信じちゃう。いい俳優さんだと思います。
マルヴォがマフィアのアジトで大量殺人をするシーンがあるのですが、建物に入っていったマルヴォの動きを建物の外から映し、中で何が起きているのか見えないけどわかる、っていうあのシーンの撮り方がすごい好きでした。
いや~これは面白いドラマだった!
マーティン目当てで見たのでシーズン2以降は見てないですがシーズンごとに設定や時代、キャストが違うそうです。