最近見た映画11作レビュー第2弾
またまたこのシリーズ。備忘録。
↓前に書いた第1弾に引き続き英国映画多めです。
<銀河ヒッチハイクガイド / The Hitchhiker's Guide to the Galaxy>
監督:Garth Jennings
とにかくくだらない映画が見たい気分だったから、見たい映画リストの中からこれをピックアップ。
オープニング映像から一番最後まで期待通りくだらなかった。
でもかなり風刺的で何気に深い・・・。出てくる宇宙人の特徴とか、日本人のそれやないか!と笑ってしまった。
ただただくだらないドタバタ劇の米国映画とはここが違うのがさすが英国。(過激系英派)
しかも主人公がマーティンなのに加え、主要キャラのロボットの声が私が英国映画にハマったきっかけのアランリックマン、そして途中で突然のビルナイ登場と、あれ?ラブアクチュアリーなの?って感じで最高でした。
主人公がヒロインの女の子と出会うシーンがかなり好き。
この監督、Singの監督なんですね。
今作でもネズミの声で出演してるけど、ショーンオブザデッド、ホットファズ、ワールズエンド、にも俳優としてちょい役で出てるということで、マーティンとの共演多いな~
全然関係ないですけど、最近知り合ったデンマークの方が、この映画やロード・オブ・ザ・リング、私の大好きなハリーポッターなどのCGエフェクトをやってる人で興奮しました。
<ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える / The Hangover Part Ⅱ>
監督:Todd Phillips
ハングオーバーシリーズは男子の友情系が好きだから結構好きな映画で全話とも何回も見てるんだけど、バンコクに住み始めて半年以上が経ったから、久々に見てみよう!ということで見てみたら、おお!ここ行ったことある!って場所が色々出てきたり、いやいや、こんなバンコクの街中で象歩いてないわwwと映画らしい演出に笑ったり、新たな視点で見ることができて面白かったかな。しかしブラッドリー・クーパーはいつ見てもかっこいい。
<キングスマン:ゴールデンサークル / Kingsman: The Golden Circle>
監督:Matthew Vaughn
1作目と同様、内容はくだらないものの、衣装の美しさは健在。てか英国のテイラー、スーツが見れるというだけで見てる。エグジーかっこいいしね。ただのスキンヘッドのおじさんと思ってたら、今作はマーリンの男気がすごくてかっこよかった。
しかしコリン・ファースの作品って結構見てるし、本当いい俳優さんだな~、今回も記憶なくしてる時の演技とか本当に別人だもんな~って感心するけど、いかんせんハマらない。ラブ・アクチュアリー、英国王のスピーチ、レイルウェイ運命の旅路、モネ・ゲーム、裏切りのサーカス、キングスマン1、キングスマン2、とかまあまあ出演作見てるし、英国俳優大好きなはずなのに、まぁハマらない。笑 コリン・ファースにハマれる映画があったら教えてください。
<ホット・ファズ / HOT FUZZ>
監督:Edgar Wright
冒頭、サイモンの役、ニコラスの経歴を並べるナレーションの声がマーティンでおぉ!!といきなり耳に嬉しい始まり方。出演時間は少ないけど、、、。
サイモンがものすごいエリートに見えるから不思議、というか演技力、、、。人って身だしなみと話し方でこんなに印象変わるものなのかと驚く。ホット・ファズのニコラスとワールズ・エンドのゲイリーキングが同じ人とは思えない。笑
途中まで、ほうほう、くだらなくて笑えるな〜と見てて、最後の方の街での銃撃戦とか、サイモンがこれやりたいだけじゃんw何に付き合わされてるんだwって思って逆に笑えてくる。ただ、コメディーなのに人が死ぬシーンはちゃんとグロいのが嫌だ、、、。グロとホラーはNGだから、そういうシーンは見ないようにしながら見ればいいんだけど。
というか、ワールズエンドってホットファズから出演者ほぼ引き継いでるよね、とこっちを後に見たから思った。サイモン、ニックフロスト、マーティン、パディコンシダイン、デイビッドブラッドリー(ハリポのフィルチ役の人)、ビルナイって。
Edgar Wright監督、Edgarとサイモン脚本、ナイラパーク制作、サイモンとニックフロスト主演、という体制のショーンオブザデッド、ホットファズ、ワールズエンドの3作品を総称してThe three flavours Cornett Trilogy(コルネット三部作)って呼ぶんですね。作中に全てユニリーバ社のCornettというアイスが出てくるかららしいです。 最近サイモン・ペグにハマったからそんなことすら知らなかった!
<英国王のスピーチ / The King's Speech>
監督:Tom Hooper
途中まで見て辞めてたやつ見終えた。先述の通り、コリン・ファースにハマらなくて。笑
英国王ジョージ6世の実話を基にした話。現女王エリザベス2世のお父さん。
奥さん役がヘレナ・ボナム=カーター。この人本当役によって全然印象が違くてすごい。
でもチャーミングで、ハリーポッターのベラトリックスをやっててもどこか上品さが残る。良家の子女なんですね。
英国王室の話というだけあって、お上品すぎてなんか見てて疲れた。笑
監督のTom Hooperはレミゼの監督ということで、そういえばヘレナはレミゼも出てたな。
にしても、勝手なイメージだけど、イギリスって吃音とディスレクシアが多いイメージ。
<ホビット 思いがけない冒険 / The Hobbit: An Unexpected Journey>
監督:Peter Jackson
ロード・オブ・ザ・リングも見たことも読んだこともないし、ホビットもな~こういう系興味ないんだよな~と思ってずっと見てなかったけど、マーティンファンとしてやはりここは見ないといけないかな、と挑戦してみたら面白かった!
こういう男子の友情とか、仲間とか、そういうのに意外と弱い、、、。
それに、ニュージーランドの景色の美しさはんぱないですね。
ホビットみたいに、大自然に囲まれながら平和な暮らしがしたいな~
メイキングでピーター・ジャクソンも言ってたけど、老後はホビトンに住みたい。
最後の最後にスマウグ登場で、ベネディクト!!!とテンション上がるところで終わるから、続きを見るしかなくなる。
モーションキャプチャーでゴラム役を演じているアンディー・サーキス、ブラックパンサーとかの悪役のイメージが強すぎるけど、この動画見るとかわいい~ってなります。45秒あたりで、マーティンがゴラムのモノマネをするくだり、二人が楽しそうすぎて見てるこっちも笑えます。
Hobbit MSN interview with Andy Serkis and Martin Freeman
<ホビット 竜に襲われた王国 / The Hobbit: The Desolation of Smaug>
監督:Peter Jackson
リチャード・アーミテージ演じるトーリンが頑固すぎてイライラする。笑
しかもドワーフ達、前作に引き続き逃げてばっかやな、って思ってしまう。
あと、ハリーポッターの透明マントもそうだけど、透明になるアイテム使うのってずるくないですか?笑
ルーク・エヴァンズも出てくるんですね~かっこいい!!同性愛者と知った時ショックでした。なんですかね、このイケメン俳優が同性愛者と知った時の、元から可能性は無いのに、希望を絶たれる感じは。まあいずれにしても素敵。
スマウグ(ベネディクト)とビルボ(マーティン)の対面シーンは音声だけだけど結構おぉ~!と感動。
今作の宣伝の時のインタビューで、出演者同士でキャストの足の写真を見て誰の足か当てるゲームをやっているのですが、それが面白いんで見てみてください。
最後の写真、タウリエル役のEvangeline Lillyの足なのですが、キャスト陣の反応。
マーティン:スティーブン・ハンター?
ベネディクト:リチャード・アーミテージ?
リチャード:スティーブン・ハンター?
ルーク:リチャード・アーミテージ!(断言)
ちなみにスティーブン・ハンターはボンブール役の人です。笑
正解を知った時の反応。
マーティン:(大爆笑)ボンブールかと思ったw
ベネディクト:エヴァンジェリンなの? Oh my god... oh my god...
ルーク:(やばいっ)、、、たぶん写真が悪い!写真が悪いよ!申し訳ないな、、、
リチャード:スティーブン・ハンターって言っちゃったよ。彼女に殺される!
と、後者3名が、女性の足を見て大男の名前を挙げたことに対して、やばい!!という紳士的反応をしているにも関わらず、ひとり大爆笑のマーティン、好きww
<ホビット 決戦のゆくえ / The Hobbit: The Battle of the Five Armies>
監督:Peter Jackson
戦のシーンが長いっ!!!飽きる。
いやいや桶狭間の戦い以上に数的不利すぎて無理でしょwと思いながらも、まあ設定的に負けるわけないんだけどね、と冷めた目で見てしまった。笑
正直この映画で泣くとは思ってなかったけど最後の方ちょっと泣いた。
あとはリチャード・アーミテージってすごく寡黙な人ってイメージなのにトーリンのこの乱暴な感じを演じきっててすごいな~と。しかもナイスボイス。
ただ、変わってそうなんだよな~笑
この動画で撮影終わった後に「これ生放送じゃないよね?」と言ってマーティンに爆笑されてました。
3作全て見てちょっと堅い話になってしまうのですが、エルフはこういうやつらだ、ドワーフはこういうやつらだ、という民族間での偏見とか敵対心みたいなものや、この民族のやつらはこうだから嫌いだ、とかそういうのってどこの世界にもあるよな、、、。と悲しい感情になりました。金髪色白のエルフは気高くて身体能力も高く優勢種族、というのもですよね~という感じで。でもみんなそれぞれ自分の種族に誇りや連帯感を持っていて、そこは素敵だと思うし見習わないとな~。
最後ビルボがホビトンに戻るシーンで、やっぱホビトンいいな~素敵!!となったから将来どこかのタイミングでニュージーランドにも住んでみようかな!
<猿の惑星:創世記 / Rise of the Planet of the Apes>
監督:Rupert Wyatt
ホビットに続き、アンディー・サーキスのモーションキャプチャーが見たくて、猿の惑星3部作を。
昔の猿の惑星、小さい時に家で父と見たな~と思い出した。当たり前だけどものすごく古臭い映像だったイメージが残ってる。
それがリブートシリーズの3作はモーションキャプチャー&3Dカメラ使用っていうんだから、映像技術の進化ってすごいな~。
これ見ると、これからの時代はモーションキャプチャーだ!というアンディー・サーキスの言葉に本当に納得させられる。
俳優が動物/架空の生き物の役を演じられるってすごいことだし、俳優の仕事の幅も、映画製作の幅もすごく広がるんだろうな。
ウィル役のジェームズ・フランコかっこいい!シーザーとの施設でのシーンが毎回切なすぎて、その切ない表情がまたいい。俳優になるために一度中退したUCLAに再入学して卒業後、ニューヨーク大学とコロンビア大学で修士取得、イェール大学で博士課程所属、ニューヨーク大学で教鞭とってたとか、才色兼備。もしセクハラ告発が本当なら非常に残念。
そして、トム・フェルトンの役が最低なやつすぎて頭にくる。笑
マルフォイもだけど、悪役が似合いますね。笑
父の知り合いがトムと友達で、トムが日本に来た時にたまたま台湾旅行からの帰りとフライト時間が被ったので、空港で彼の到着を迎え、実際に話し、写真も撮ってもらいましたが、本物は気さくで良い人だった。マネージャーの方もフォトボムしてきてフランクでした。笑
衣装の水色のシャツの色が髪色とも合って似合う。
<猿の惑星:新世紀 / Dawn of the Planet of the Apes>
監督:Matt Reeves
1作目から時が経ち、猿たちのコミュニティが発展していて、住居がきちんとできていたり、学校のようなところで教育も行われていて、どこかの国の村のようで面白い。
人間界の方は、1作目の戦いによる打撃が大きく、猿インフルエンザがパンデミックになって文明が崩壊し、インフラが復旧していなくて、資源も不足していて戦後状態。ここまで廃退する?と思うけど。笑
人間側の勝手に銃持ち込んでたヤツとか、猿側のコバとか、どのコミュニティにもこういう奴がいると輪が乱れるし、災いを招きますね。
猿界のシーン、森の中の場面は自然豊かで素敵。
やっぱり強いものがボスになる猿の世界でも、そこに知恵というものが付くと、権力を巡る卑劣な争いみたいなものが起こるものなんですね。だから人間界は醜いのか、、、。
あと、ゲイリー・オールドマンの役が微妙だった。
<猿の惑星:聖戦記 / War for the Planet of the Apes>
監督:Matt Reeves
3作目にしてシーザーがアンディ・サーキスに似てきたというか、アンディ・サーキスがシーザー化してるのか、とにかくシーザーの表情の中にアンディ・サーキスが見えるようになってきました。笑
コメディリリーフのバッドエイプいるのかな?登場人物としてバッドエイプは必要だったとしても、緊迫のシーンでユーモアのある感じは必要は無かったのでは?と思ってそこだけ違和感。まあでもシーザーが寡黙だから、バッドエイプまで真面目っぽい老人(猿)だったら確かに鬱陶しいかもしれない、、、。
猿って見た目が似がちだからこそ主要人物として他の猿と違い出すにはああなるのかな。
作中で人間が猿を野蛮と言ってるけど、見てる限り人間の方がよっぽど野蛮ですね、、、。
2019年公開予定の、アンディー・サーキスが監督で、登場する動物達を俳優陣がモーションキャプチャーで演じるという「モーグリ」が楽しみで仕方がない。ベネディクトも演じてるし絶対見よう。
Netflixが配給権を獲得したということで、劇場での公開がなくなっちゃうのかな、、、?映画館で見たいよ~!