ゴビ砂漠で遊牧民体験③~壮大な自然~
2016年9月
夜中、四方からイビキが聞こえて何度か目が覚めたけど、また朦朧と眠りにつくのを繰り返して、朝目覚めてゲルの外に出ると、イビキの正体は彼らだったことがわかった。
昨日の夕方は一匹も動物がいなかったのに、夜中の間に帰ってきてゲルの周りやそこらへんで寝ていたよう。 彼らは昼間どこに行って、どうやってこの大草原の中、自分の飼い主のところに揃って戻ってくるんだろう? 一匹減ってる、とかないのかな?不思議だ。
朝ご飯を食べて出発。この日はほとんど移動日。 少し車を走らせれば、小さな町は方々にあって、小さな商店に寄ったりできる。 小さな町だけど食料から生活品まで、一通り揃います。
そしてひたすらまた移動。 移動中はみんなで色々話したり、それぞれ音楽を聴いたり、本読んだり、寝たり、自由に過ごした。
2日目の家族のところへ到着。 まずは家族のゲルでウェルカムドリンクと軽食を。 新しいゲルに着くと毎度、きっついチーズと、かったいクッキー(?)と、うっすいミルクをふるまわれるので、DianaとKevinとなすりつけ合いみたくなってくる。笑 夕飯までまた子供と遊んだり、置いてあったコンテナに登ってみたりして暇つぶし。
暇つぶしにも飽きて夕飯の支度を手伝う。 生肉を腐りにくくするためにラクダのフンで燻すそう。
オルナが燻してるのを見ていると、時々フンが肉についちゃってるんだけどね・・・。 まあその程度のことはもう気にならなくなってくる。
夕飯の準備ができました。