ゴビ砂漠で遊牧民体験④~大草原キャンピング~
2016年9月
2軒目のホストファミリーとお別れする前にラクダ達に水をあげる作業を手伝った。 これだけのラクダが集まるとラクダ臭がすごい。笑 井戸からバケツを引き上げるから、結構力が必要。
またまた車に乗って大移動。 よくまあ、こんなに何の目印もなければ、舗装された道もない、ひたすら大草原が続くところを、目的地に向かって正しく走れるな〜と感動する。
何十頭というヤギをおばあちゃんが一匹ずつ手絞りで絞っていく。 腰痛めそうだな。 遊牧民も大変だ。
この日はひたすら大自然を満喫した。 壮大なスケールの渓谷でハイキングをしたり。 自然の規模が大きすぎて圧巻。
かつてゴビ砂漠のエリアに生息していた恐竜の化石や、この辺りに今も生息する動物の剥製などを展示した博物館も行った。
1億何千万年前、と文字通り気の遠くなるような昔に、ここに恐竜がいたと思うと、なんだか不思議な気持ちになる。 ジュラシックパークみたいな光景がここに広がっていたのかな、と思うとものすごく興味深いし感慨深いですね。
この日はゲルではなくキャンプ!! 適当なところでバイラが手早くテントを設置してくれた。
バイラは薪を割ってキャンプファイヤーの準備。 頼り甲斐あるな〜。 大草原の似合う男。
夕食、出来上がり~
夕飯の後はキャンプファイヤー。 キャンプファイヤーっていいですよね。心落ち着く。 そして、みんないい笑顔!
ところで、砂漠でのトイレ事情はオープントイレで・・・野宿となると周りに遮るものが何もないから、ある程度みんなから見えない場所まで歩かないといけない。 俺はこっちの方向に、じゃあ私はこっちに、と各方面に散らばることも大事。笑 ゲルにステイするときはトイレがあるけれど、もちろんボットントイレだし汚いから、むしろそこらへんでした方が良い。
どうやら他の旅行客団体もこの辺りでキャンプをしてるらしく、バイラとオルナが
「ほら!あの辺りに彼らのキャンプファイヤーの火が見えるでしょ?」
って言って指差しているけど、デジタル社会に生きるケビン、ダイアナ、私は
「え?どこ?何も見えないよ?」
と全くわからず。モンゴル人の視力恐るべし・・・。