SHERLOCK シーズン3 空の霊柩車
シーズン3は一番好きなシーズン。
笑えるシーンも多いし、シャーロックのお茶目さが前面に押し出されてる。
それと同時に、生きてたって知った時の周りのリアクションが想像できない、結婚式での様子、利用するために人と付き合ってることに何も感じていない、とかソシオパスな部分も今までより出てるけど。
シーズン3は好きなシーンが多すぎて長くなるな、、、ストーリー毎にいきます。
<好きなシーン&英語の勉強>
・Are you out of your mind?
ファンクラブの女子のシャーロックとモリアーティーのラブラブシーン妄想を聞いたアンダーソンの一言。
Out of one's mind=気が狂ってる
・ジョンと再会
レストランから場所を移して次の店へ。自分は知らなかったのにマイクロフトとモリー、ホームレス(tramp = homeless)100人が知ってたのか!と怒るジョンに
No!(笑) Twenty-five at most.って相手が怒るってわからなくてこういう反応しちゃうところw
S: 髭剃らないの?
J: メアリーが好きだから。
S:Mmm, no she doesn't.(シャーロックの、というかベンのインタビューとかでも出るMmmっていう時の深い声素敵)
J: She does.
S: She doesn't.
S: I worried that you might say something indiscreet, let the cat out of the bag.
indiscreet[形]:軽率な
let the cat out of the bag=うっかり秘密を漏らす
J: 死んだふりをして、waltz in here(=軽快に戻ってきた)
この表現は「君にとっては全く問題ないことだから、僕もなんの疑問も持ってないだろうと思ってんのか!」と続くように、ブチ切れてるジョンの嫌味を込めた言い方なのかな?
S: You have missed this, admit it.
この時のニヒルな笑顔素敵!
S: I don't understand. I said I'm sorry, isn't that what you're supposed to do?
ジョンがタクシーを拾ってる間、メアリーに、ジョンが怒っている理由がわからないというシャーロックの一文。
ここで最後の文章youになるのが英語の不思議。
一般的にはそうだって話をしてるから?
Mary: You don't know anything about human nature, do you?
S: Hmm nature? No. Human? ...No.
Noの言い方が無駄にセクシー。
・マイクロフトとシャーロックのゲームシーン
S: Oopsy! Can't handle a broken heart. How very telling?
生きてたと知ったらジョンが喜ぶと思ってたお前が言うなという感じだけど。
ゲームのターンエンドの時、Your move.と言うんですね。これはチェスで駒を動かすから?
ジョンと酔っぱらった時のゲームではYour go.と言ってる。
帽子の持ち主が孤独だという理由を聞くマイクロフトに対して
S: Plain as day(=極めて明白)
ハドソン夫人がシャーロックが戻ってきて素敵よね!と言うところ、
M: I can barely contain myself.(顔に出さないだけですよ)
S: He really can, you know.(そう、彼は出さないでいられるんだよ)ここのシャーロック、サーカスティック。
本当は二人とも喜んでるくせに!というハドソン夫人も好き。
・モリーと捜査しているシーン
ジョンはどうした?とレストラードに言われ、Not really in the picture anymore.と答えるシャーロック。
in the picture=関連のある、という意味だから、もう関係ない、ということ。
・鉄道職員の家
シャーロックとモリーが二人でふざけてて楽しそう。
インターホン押したら地下鉄のアナウンスが流れて、うわ、みたいな感じでお互い目を合わせる。
「ガールフレンドw」と言って目を合わせる。
「早送りで見てたら変なものを見つけた 」って言った時も目を合わせてWoooって言ってる。
鉄道職員が「carriagesではなくてCarだよ」って言った時も目を合わせて二人で笑ってる。
鉄道職員: I was just whizzing through(=早送りで見る) and I found something a bit bizarre(奇妙な).
S: Fancy some chips?
出た!イギリス人のFancy〜?という誘い。
階段でモリーに呼びかけられた時のHmm?の声が優しい。その前にハドソン夫人に呼びかけられた時のHmm?も同じく。
・両親が来たシーン
両親普通だね、と言われたシャーロック。It's a cross I have to bear(cross to bear=背負わないといけない十字架).
両親も知ってたの?って聞かれてHmm?Maybe?とごまかしてSorryと平謝り。
僕を誘拐して燃やそうとしたのは誰なんだ?と聞かれ、
S: わからない、パターンがなくて、It's too nebulous(漠然とした)
・最後の地下シーン
スマトラ通りと聞いて鉄道職員、I knew it rang a bell.
ring a bell=心当たりがある。ピンとくる
demolition charge 爆破薬
J: We need bomb disposal(爆弾処理班).
爆弾が起動し始め、なんでいつも警察呼ばないんだよ!と責め立てるジョンに
S: It's no use now.(今はそんなこと言っても仕方ない)
It's no use -ing. 〜しても仕方ない、無駄
作戦LAZARUSとシャーロックがマイクロフトに送り、マイクロフトからLAZARUS is go.と返ってくる。このgoは動詞ではなく形容詞でreadyと同義。2-1のマイクロフトのBondAir is go.も同じですね。
死んだと見せかけるトリックの説明で、自転車がジョンにぶつかった理由はgiving me(sherlock) time to switch places with corpse(死体) on the pavement(歩道).
pavementはアメリカ英語では車道。イギリス英語では歩道。ややこしいから統一して笑
死ぬと思ってシャーロックへの思いを伝えたのに騙されてたジョン。
J: I will kill you if you ever breathe a word of this to anyone. (誰かに言ったら殺す。)
Breathe a word = to tell a secret
S: Scout's honour.(誓うよ)
直訳するとボーイスカウトの名誉。Cambridge dictionaryによるとyou are trying to make someone believe that you are telling the truthの時に誓うよ、という意味で言うそうです。
・記者たちのインタビューに行く前
すぐ行く、とジョンに言う時、前回婚約する時は邪魔されたからねとメアリーに言われた時、モリーが来た時、それぞれ微笑みかけててシャーロック丸くなったな〜
楽しそうなbehind scenesのお二人。