出ジャパン記

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2025年までに完全に日本脱出することが目標

SHERLOCK シーズン2

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バスカヴィルの犬はあまりお気に入りのシーンが無いんだよな~。個人的にはマークの脚本はマークのホラー好きが影響してか怖いから、モファットさんの脚本の方が好き。

シーズン2はシャーロックの人間味が出始めて、3話の中で色んな感情が表に出てきて、ベンの繊細な演技が光ってる。そこにアンドリューの狂気じみた演技、マーティンの自然な演技とかわいさが混ざって素晴らしい上に、シーズン1よりコミカルなシーンも増えてて楽しい!

 

<好きなシーン&英語の勉強>

[ベルグレービアの醜聞 / A Scandal in Belgravia]

・プールシーン続き

モリアーティーに電話がかかってきて、電話に出ながらの口パクでのこのやりとりが、緊迫感のあるシーンなのにシュール。

M: Sorry

S: Oh, it's fine!

 

・プールのシーン

S: Everything I have to say has already crossed your mind.

Cross one's mind=頭をよぎる

 

・バッキンガム宮殿で

J: I'm seriously fighting an impulse to steal an ashtray.

fight an impulse to〜:〜したい衝動に駆られる

 

この会話、どちらもBoys…と呆れちゃうけど楽しそう。

J: Here to see the Queen?(女王に会うのかな?)

そこにマイクロフトが現れて

S: Oh, apparently yes.(そうみたいだね笑) 

 

S: Get off my sheet.(シーツからどけ!)

M: Or what?(どかなかったら?)

S: Or I’ll just walk away!(そのまま帰るよ)

M: I’ll let you.(どうぞ)

 

in a nutshell=要は、簡単に言うと

 

・アイリーンアドラーについて何か知っているか聞かれ、Nothing(None) whatsoever = 全くない

 

・ジョンの彼女の名前をProsess of elimination = 消去法、で思い出すシャーロック。

 

・バーツの死体安置所をシャーロックのhome from home = 第二の我が家、というマイクロフト

 

・クライアントの少女たちにマジレスするシャーロック

少女: They wouldn't let us see Granddad when he wa dead. Is that 'cause he'd gone to heaven?(おじいちゃんが死んだ時に見せてもらえなかったんだけど、それっておじいちゃんは天国に行ったから??)

S: People don't really go to heaven when they die, they're taken to a special room and burned.(人は死んでも天国には行かないよ。特別な部屋に連れてかれて焼かれるんだよ。)

J: Sherlock...

 

アイリーン・アドラー家でのシーン

Vatican Cameos!→S3の結婚式でも出てくるこの合言葉、良いですよね。

S: Would you mind?

A:Not at all!

→これも忌まわしき花嫁の最後の滝のシーンで、J:Would you mind? S:Not at all!と全く同じやり取りが出てきますよね。

 

バッキンガム宮殿から黒シャツスーツ姿かっこいいし、アドラーの方を見ずにコートを差し出すのも紳士的だし、ジョンが打たれそうになって熱くなるところも素敵。

 

アドラー家から221Bに帰った翌日

Mrs H: Family is all we have in the end, Mycroft Holmes.(最後に残るのは家族よ、マイクロフト)

M: Oh, shut up, Mrs Hudson.(もう、うるさいな、ハドソンさん)

S&J: MYCROFT! / Hey!(マイクロフト!/ おい!)

M: Apologies.(失礼)

Mrs H: Thank you.(いいえ)

S: Though do, in fact, shut up. (うん、でも確かに、黙って)←めっちゃ笑ったw

 

・ハドソン夫人がCIAに尋問されてたシーン

 CIAに銃を持ってないか確認させろと言われ、I insist.とシャーロック。

insistは主張する、という意味だけど、お願いします。ということ。

~してください、の後にI insist.と付ければ、お願いを強調。

 

ハドソン夫人を傷つけたことに対してシャーロックが静かに怒り狂ってて、ハドソン夫人のこと大好きなんだな~って。にしてもあっさりこんなこと言って、窓から落とすとかサイコパス高機能ソシオパスすぎる。

S: We’re fine. No, it’s the, uh, it’s the burglar(強盗). He’s got himself rather badly injured.

Oh, a few broken ribs(あばら), fractured skull ... suspected punctured lung(肺). He fell out of a window.(僕たちは大丈夫だよ。ただ、強盗の方が。だいぶひどく怪我してる。あばらが何本か折れてるのと、頭蓋骨にヒビが入ってて、肺が破裂してるんじゃないかな。窓から落ちたんだよ。)

 

CIAを警察に引き渡した後、部屋に入ってきて足を拭いてから、冷蔵庫開けてタルト?取り出して足で閉める一連の流れ、かわいい。ベンが普段家でやるっていうのを聞いて想像したらこれまたかわいい。

 

アイリーン・アドラーが221Bに来るシーン

Why would I want to have dinner if I wasn’t hungry?ってこんなエロく言えるのはベンくらいかと。。

 

・飛行機のシーン

名言:Sentiment is a chemical defect(欠点、弱点) found in the losing side.(感情とは弱者に見られる化学的欠陥だ)

 

[バスカヴィルの犬 / The Hounds of Baskerville]

・最後のシーン

S: Oh, but I will have the camera phone, though.(ああでも、携帯はもらっとくよ)

J: There’s nothing on it any more. It’s been stripped.(もう何も情報は入ってないよ。抜き取られてる)

S: I know, but I ... I’ll still have it.(わかってる、でも、もらっとく)

J: I’ve gotta give this back to Mycroft. You can’t keep it. Sherlock, I have to give this to Mycroft. It’s the government’s now. I couldn’t even give ...(マイクロフトに返さないと。君が持ってるわけには行かないよ。もう警察のものだし、、、)

S: Please. (頼むよ。)

 Thank you.(ありがとう)

シャーロックがPleaseとか言ってるの新鮮だし、有無を言わせない感じもまた◎。

 

[ライヘンバッハ・ヒーロー / The Reichenbach Hero]

・Kittyのトイレでの登場シーン

シャーロックはファンには2タイプいる、と定義。

タイプA:“Catch me before I kill again”(あなたを殺す前に捕まえて)。

タイプB:“Your bedroom’s just a taxi ride away.”(ベッドルームはすぐそこよ)。

実際にベンとか両タイプのファンがいるんだろうと思うと大変だ。

このシーンのみどころはなんといってもKittyに詰め寄りNo? Okay, my turn.と言って畳み掛けるシーン。この時だけはKittyになりたいと誰もが願うと思う。笑

I don’t see smart, and I definitely don’t see trustworthy, but I’ll give you a quote if you like – three little words. (君が頭がいいとは思えないし、信用に値するとも思わない。でもお望みならこの3つの言葉をあげよう。)といってボイスレコーダーにYou ... repel ... me.(不愉快だ)*repel(不快感を与える)

 

・シャーロック、ジョン、二人揃って捕まるシーン

S: Joining me?(君も?)

J: Yeah. Apparently it’s against the law to chin the Chief Superintendant. (うん、どうやら長官を殴るのは法律違反らしい)

S: (警察から銃を奪って)Ladies and gentlemen, will you all please get on your knees?  NOW would be good!(皆さん、跪いて、今すぐ!)

J: Just-just so you’re aware, the gun is his idea. I’m just a ... you know ...(お気付きの通り、銃は彼のアイデアだから。僕はただ・・・)

S: (ジョンに銃を突きつけて)my hostage!(人質だ!)

J: Hostage! Yes, that works – that works!  (人質ね!うん、いいアイデアだ、うん!)

ジョンの反応がいちいち面白い。

 

・Kittyの家に行ったらモリアーティーが帰ってくるシーン

アンドリューの演技が凄すぎて、え?どういうこと??って1回目に見た時本当に混乱した。

そしてモリアーティーのジョンを錯乱させる作戦に怒りを抑えられなくなるシャーロックの苛立ちを表現するベンの演技もまたすごい、ベン、マーティン、アンドリューの3人が揃うシーンは最高だ。