出ジャパン記

出ジャパン記

2025年までに完全に日本脱出することが目標

コンフォートゾーンから出るということ

最近、ツーリングの記事をいくつか書いていることから分かる通り、最近になって初めてマニュアルバイクを運転してみて、長距離ツーリングとかにも行くようになりました。
周りから見たら、へ~そうなんだ。としか思わないかもしれないですが、このことは私にとっては単にバイクに乗れるようになった、ということ以上に意味を持つものでした。
私は「失敗」というものにすごく抵抗がある、悪い意味で完璧主義者で、自分ができないことをやってみることがものすごく苦手です。
だから、バイクも去年から友人にちょっといじらせてもらって乗ってみたけど、もちろん方法を知らなかったから上手く扱えなかったし、運転しながら一度にそんな色々操作するなんて自分には無理!!って思ってたんです。自分の脳はマニュアルバイク運転する用にできてないんだって。文系だし、とか意味わからない言い訳言って「できないこと」から逃げていました。笑
でも今考えたら別に操作難しくないし、今や高速も全く抵抗無いし、バンコクのクレイジートラフィックも難なくこなしてるし、何をそんなに抵抗があったんだろう?って思うくらい。
でも要するに、全てのことってそうですよね。
何に対しても、やる前は知らないから、すごい難しそうなことに思える。
だから自分が今既に知っていることだけで、コンフォートゾーンの中だけでやってくのが一番楽だって思っちゃうものですよね。

 


私は、あのアメリカで有名なBenihana(鉄板焼きのお店)の創業者としてアメリカンドリームを叶えた、ロッキー青木こと青木 廣彰さん(スティーブ・アオキの父!)の「人生死ぬまで挑戦だ」って本が大好きなんです。

これを読むと、よし!やってやろう!という気持ちになれます。笑

絶版になっていてアマゾンとかで買おうとすると高いので地元の図書館とかで探してみてください。 

人生死ぬまで挑戦だ

人生死ぬまで挑戦だ

 

 表紙はアレなのでブックカバー必須ですが(笑)その中でも好きな言葉や文がいくつかあるのでご紹介します。

 

①本の中でロッキー青木さんは自分を“「Tタイプ人間」(Thrill Seeker=スリルを求める人)”と定義していて、これを読んだ時に、自分もこれなんだ!とすごく腑に落ちました。中国語全くわからないけどとりあえず大学にも留学エージェントにもお世話にならず自力で台湾に留学してみたり、一人で東南アジア周遊の旅に出てみたり、いきなりカンボジアに引っ越してみたり、面白そうなことは周りに反対されてもやりたくなっちゃうんですよね。笑 ノーリスクノーリターンだと思っているので。

 

“僕は確かにラッキーだった。しかし、ラックは空からは降ってこない。自分が手を伸ばして、ラックをつかまえるしかないのだ。ビジネスで成功するのも、冒険で成功するのも、つきるところは同じだと思う。それは「夢を持つ」「手段を徹底的に考え抜く」「命がけでやる」の三つである。「夢」は”欲“といってもいい。「命がけ」なんて、とてつもなく恐ろしいことだが、人間、そう簡単には死にはしない。まして実際のビジネスでは「命を張る」ようなケースはめったにない。ボクは「人生は、死ぬまでチャレンジだ」とおもっている。チャレンジをする気さえあれば、だれにも成功のチャンスはあるのだ”
私には、沢山の小さな夢といくつかの大きな夢があるので、「夢を持つ」はクリアしてるから、「手段を徹底的に考え抜く」というのと「命がけでやる」というのを実践したいと思います。私も今までの自分の人生、ラッキーだったな、とよく思います。特に人との出会いの部分では本当にラッキーだな、と。でも全てのラックは自分の行動と繋がってて、行動を起こすことがラックを引き寄せるんですね。


“本当に死よりも何よりも、人生で恐れなくてはならないものは「何もしないで、生きる」ことである”
この一文がこの本のラスト一文なのですが、本当にその通りなんだよな~と、定期的に見直したい一文です。ついつい日々の生活の中で惰性に生きてしまいそうな時とか、“安定”とか“普通”を求めてしまいそうな時に、この一文を思い出すと、まずい!と思えます。

 


歳をとるにつれて、新しいことに挑戦することがどんどんできなくなってきてる気がします。それは体力的な部分もあるけど(今インド一人旅しろと言われたらもうやりたくない)、それよりむしろ心理的な部分で。大人になるにつれて、できないことにあえて挑戦して恥かきたくないとか、新たなことに挑戦して周りから笑われたくないとか、今まで積み重ねてきたものを捨てたくないとか。でも、今20代後半ですらそう考えて動かずにいたら、これから先どんどん身動きとれなくなっていくな、と焦ります。私は人生を穴を掘る作業と考えてて、若いうちはいろんな穴を掘っていこうと思うのです。若いうちから一つの穴を集中して掘ってたら、深くなってきたところでやっぱ他の穴も掘りたいって思ってもその穴から這い出て新たにイチから他の穴を掘り始めるのは体力も時間も必要です。でも、若い頃に色んな穴を掘っておけば、最終的にその穴たちが繋がって、幅の広い大きな穴になって、その中でここを掘り進めたいな、と思うところを掘り進めていけば良いと思うんです。だから大学で何を学んだとか、今までの職歴で何をした、とかに縛られることなく、人生の幅を広げていきたいです。

人生死ぬまで挑戦だ、と思って常にコンフォートゾーンを広げる努力をしていきたいものです。