出ジャパン記

出ジャパン記

2025年までに完全に日本脱出することが目標

ボルネオ島サラワク州巡り〜ムル国立公園編〜

2017年9月

秘境、ムル国立公園。 アクセスは悪いけど、よく整備されていてバコ国立公園のようなワイルドな国立公園とはまた少し違う。

ケイビングをする人にはすごい良い場所なんだろうな、と思います。 洞窟は薄暗くて馬鹿でかいから、写真には収まらない素晴らしさと感動がある。 写真を見返しても、あの時の感動の全てが収まっているわけではなくて残念なので、是非自分の目で確かめてみてください!

アクセス

プロペラ機でムル空港に到着したら現地住民の車に乗り合いで乗って5分程度。5リンギット。 この現地住民はムル国立公園とも非公式に提携してるような感じなので、悪徳白タクというわけではないので安心して利用して問題無いです。 帰りも国立公園の入口らへんで待機してるので、国立公園入口から空港への復路も利用できます。 ムル空港は小さい空港で一日のフライトも数便に限られているので、彼らもそれを把握して待機しています。 f:id:fu2mi3ka:20180410003442j:plain

・宿泊施設

公式サイトから予約。"ENQUIRE NOW"ボタンから予約できます。 予約メールがフリーフォーマットなので、泊まりたい施設タイプと宿泊期間を記載すればOK。

・ガイド付きツアー

ツアーの申し込みも公式サイトのこのページから。 国立公園内のほとんどのところはガイド付きじゃないと行けないので事前予約をお忘れなく。到着してからの申し込みでも空きがあれば大丈夫だと思いますが。 参加したいツアーのdetailsから"ENQUIRE NOW"で申し込み。 こちらもフリーフォーマットなので参加したいツアーと日時を記載して送信。 複数ある場合は一度に全て一緒に申し込んでも大丈夫です。

・その他施設

食堂はメニュー豊富です。 物価は高いですが、量も多くどれも美味しいです。 f:id:fu2mi3ka:20180410003510j:plain

また、1日5リンギット(1デバイス)でWifiの使用が可能です。

国立公園に着くと受付でスタッフが予約していたツアーと宿泊施設の精算をしてくれます。 ものすごく感じのいいスタッフ達です。 支払いが済まされるとこのリストバンドを付けるよう言われる。滞在中はずっと付けていてね!とのこと。

1日目はDeer & Lang caves、2日目はClearwater cave & Cave of the windsのツアーに申し込んだ。

 -Deer & Lang caves

この洞窟の中へ入って行く!!

Lang caveは歩いて一周する感じでメインはDeer caveのよう。

Deer cave内はものすごく広くて、まるで別世界。

コウモリ発見。こんなところでなにやってるの?

Deer caveの中から外をみた図はリンカーンの横顔と言われ有名。

ツアーラストで他のガイドからなにやら耳打ちを受けたガイドが、焦りながら 「通常より早く、もうコウモリが洞窟から出始めてるみたいです。ツアーもここが最終地点なので解散です!」

えぇ~!!! そう、ムル国立公園の名物はドラゴンフライ(コウモリが列になって狩りに行くすがたが龍のように見えることから)。 そのドラゴンフライがもう始まってしまっているとのこと。

ということで急いで外に向かう。 ようやく空が見えてきた、、、うわ~もうコウモリ超飛んでる!!

ドラゴンフライを観賞するエリアに到着した頃には、大きなグループは見逃したけど、その後も切れ切れに出てくる集団を見れた!

まったく見れない日もあるみたいなので、ドラゴンフライを見れるかは運次第です。

-Clearwater cave & Cave of the winds ボートに乗って洞窟へ向かう。

Cave of the windsはその名の通り、洞窟内で風を感じることのできる場所がある。

Clearwater caveも文字通り、水が流れている。 大きな洞窟内で水が流れる音を聞いているとこれまた別世界にいるような不思議な感覚になる。

これは陽の光に伸びているライムストーン。

ツアー後には滝のところで泳ぐことができる。

・見たことない生き物シリーズ カメレオン        

ナナフシ 初めて見た。

こちらもナナフシの一種でしょうか。体も手足も木の枝のような模様をしていて、体長15cmくらいあった。